「生きている経営から生きていく経営へ」

私は経営コンサルタントです。

お客様は、中小企業の経営者です。

お客様の営業と経営をサポートしていくのが、私の仕事です。

私は現場に出向き、個別でコンサルティングをします。

 

私は、経営者の話を1対1で聴きます。

コンサルタントの仕事で、最も重要なことは、経営者の話を聴き切ることです。

そして、感じた事を率直に経営者に伝えます。

 

経営者は答えを求めます。

残念ながら、私の中に答えはありません。

答えは、経営者とのやりとりの中で見い出されてくるものです。

 

私は経営者と一緒に見たくない現実を見ていきます。

コンサルティングの中心は、現状を把握する事です。

現状に向き合うと、課題が自然と浮かび上がってきます。

 

経営は、シンプルです。

経営は、経営者次第です。

経営者は、人よりも少なくとも3倍働く必要があります。

 

経営は基本が全てです。

基本を積み重ねていくのが経営です。

経営には終わりがありません。

現場に立ち、先頭を歩き続ける事が、経営者の役割です。

 

私たちは、人口減少という歴史上、初めての局面を迎えています。

このように、今まで誰も経験した事のない状況の中で、これから私たちは経営していかなくてはいけません。

 

過去からの延長線上には未来はありません。

私たちは、どのような未来を持って、経営者として歩けばいいのでしょうか?

 

私は、コンサルティングの軸を次のように定めました。

「生きている経営から、生きていく経営へ」

 

それが具体的にどのような姿なのかは、私にもよく分かりません。

しかし、それはやはり、お客様と私とのやりとりの中に生じてくるように思います。

 

漫然とではなく、どれだけ真剣にお客様と向き合えるか。

それが、コンサルタントとしての私の最大の課題です。

 

2019年3月24日  西潟 弘明