オンリーワンの会が2019年3月5日、6日に開催されました。
おかげ様で、オンリーワンの会は、2019年で満10年、40回を迎えることが出来ました。
オンリーワンの会を立ち上げる直前に、清水博先生から頂いたメールを紹介します。
西潟 弘明様
先日、オンリーワンの意味について、場の研究所の勉強会のメンバーに次のようなメールを送りましたので、ご参考になればと思います。
「量産される工業製品には、オンリーワンはありません。
ただ他と違うと言うことと、オンリーワンということとは違うのです。
オンリーワンは差異ということではありません。
オンリーワンとは、存在の意味であることが、やがて分かってくるのです。
大きな<いのち>に包まれているから、オンリーワンと云えることが分かってくるのです。
そのようなオンリーワンとしての孤独を抱えている存在だから、人には出会いが起きるのです。
大きな<いのち>に包まれているから、<いのち>と<いのち>が出会うのです。」
オンリーワンとして生きるということは、オンリーワンとして自分だけに与えられている意味をもって生きるということです。
それは、この地球(宇宙)の歴史の上に現れたオンリーワンとしての存在の意味ということです。
自分と他人とを比較し、能力や財力によって差別化して、少しでも自分が優れているところを見つけて生き甲斐とし、優れたものが見つからないといって落ち込んでしまう。
そして、自分の現在を誰かのせいにするという生き方は、比較心、競争心の上に立った生き方ですから、オンリーワンとしての生き方ではありません。
残念ながら人間の社会は、このような比較の上に立つ価値観によって動いていきますから、この地球の歴史の上でのオンリーワンとしての自分の性質は、社会から与えられた相対的なものではなく、もっと絶対的な存在から与えられたものですね。
つまり、絶対的な存在、限りなく大きな<いのち>として我々の<いのち>を包んでくる存在から与えられている意味です。
それは、限りなく大きな<いのち>の舞台におけるオンリーワンの役者という意味です。
だから、オンリーワンになることは、自分しかなることができないものになるということです。
祈りとは、私がこの心を迷わせることなく、与えられたこのオンリーワンとしての<いのち>をしっかり表現することが出来るように、どうか見守り、お導き下さい、と限りなく大きな<いのち>に静かに願うことです。
その祈りが、人々と<いのち>と<いのち>の出会いを生むのです。
2009年2月26日 22:36 清水 博
「オンリーワンとは、存在の意味であることが、やがて分かってくるのです。」
オンリーワンとは、者でなく、活き(はたらき)であり、その活きを継続していくと、お客様や地域から、やがてオンリーワンとして認められてくる・・・そのように私は、先生の言葉を解釈しました。
では、オンリーワンの会の活きとは何か?
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